連載「円山動物園 栄光への階段」

第2話

3月9日、市内某所。
ある方と熱く市政について語った夜のこと。
「ところで北川さん、動物園やってくれないか?」

えっ?動物園?
当時、区役所で国保収納業務を担当してまだ1年目。せっかくいいチームが出来てきて、翌年度からは制度改正やら課題も山積してるのに、もう異動?そりゃないよ!――正直、そんな風に思ったけど、どうやら相手は本気らしい。それも「旭山に勝て」とかいうミーハーな話ではなく、かなり政策的に意義のあるテーマだとわかった。よし、それなら一丁やったろうか!

3月22日。異動内示。
園長には、初の事務職で、総合交通時代に伝説の「1000人ワークショップ」を仕掛けた企画のプロで、リーダーシップのあるK部長。
管理課長には、庁内でも数々の人脈で不可能を可能にし、イベント集客、広報、スポンサー獲得、財務、庁内調整とオールマイティな豪腕ぶりを発揮するS課長。
まさに18年度は動物園人事とまで言われた最強の布陣となった。
そして、私の係にも数々の経験と知識で仕事の天才ぶりを発揮してきたS主査が配置され、臨戦態勢が整った。

異動が決まってから、庁内の沢山の仲間とメールのやり取りをして、アイデアやアドバイスをもらっていたので、着任と同時に戦略の骨格とも言える「成功シナリオ」は書きあがった。あとは、いいチームを作って、いい成果を出して、動物園をポジティブフィードバックの波に乗せるだけだ!

なーんて、そんなに改革は甘いものではないのである。

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◆◇◆小さな一歩◆◇◆

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本日の円山動物園」(Webシティさっぽろ

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