連載「円山動物園 栄光への階段」

第14話

7月31日 薬では治せないもの

今日、爬虫類担当の飼育員にグリーンウォーターなるものを見せてもらった。
これはよく金魚とかの水槽の水が緑色になってるのと同じ。
中に緑藻が発生しており、プランクトンやバクテリアが豊富に住んでいる水だそうです。臭いは全然ありません。

このグリーンウォーターの水槽には今、カメたちが入っています。何年も前から皮膚病がひどくて、獣医が消毒したり薬をつけていたけど治らなかったのですが、グリーンウォーターに入れてからは、皮膚病(カビの一種らしい)をバクテリアが食べてくれるらしく、カメたちは非常に美しく元気になっていました。

やっぱり、命って助け合っているんですね。
偉大です。僕らはそんな助け合いを壊しちゃいけないね。

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◆◇◆小さな一歩◆◇◆

以前から、動物園に来る観光バスの運転手さんやガイドさんたちから、「どうして円山動物園は運転手も有料なのか?旭山は無料にしてくれてるぞ!」という意見があったらしい。たしかに運転手さんも園内でコーヒーでも飲んで休憩したいだろうし、ガイドさんが円山動物園の良さを知ってくれたら一番の宣伝マンになってくれるはずだ。
ということで早速、減免の要綱を改正しようと事務の職員が色々研究してくれた。結果、減免の要件はすごくシンプルになり、動物園に利益をもたらしてくれるキーパーソンはほぼ減免できるようになりました。
そのおかげかどうかはわからないけど、今年の冬から地元バス会社が定期観光バスのコースを作ってくれました。
中央バス定期観光バス

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