| 連載「円山動物園 栄光への階段」 |
第20話
8月27日 トカラヤギの赤ちゃん誕生!かわいい〜
今日、仕事終わり頃に、こども動物園から無線が入った。
「トカラヤギがいま出産したんで見に来てくださーい!」
おおっ、これは見たい!と急行〜
もう何人かの職員が集まってる。「2頭産まれました!」
1枚目の写真が産まれて15分後くらい。
2枚目は20分後くらい。すでに立っています。エライ!
黒っぽく見えるのはまだ毛が濡れているから。お母さんが一生懸命なめてあげてました。
3枚目は、別なお母さんが昨日産んだ子です。毛が乾いてるから、お母さんと同じ色。
思わぬ出産ラッシュです。
小さいけどヤギの鳴き声。「カワイイ〜!」
その場のみんなの顔がほころびます。飼育課長もベテラン飼育員もニコニコ。
生命の誕生こそ、動物園の一番しあわせな1コマかもね。
実は、この時点では一般に公開しません。ここから順調にお乳を飲んで成長するかどうかがまた一勝負なのです。どの動物でも、育たず亡くなるリスクは潜んでいます。笑顔一転、ベテラン飼育員の顔が引き締まります。
そのベテランが言うには、こども動物園は、新人飼育員が最初に経験を積む場。
ベテランと組んで様々なことを経験する。小動物が多く、ふれあいのための馴致技術も必要だし、寿命が短いので誕生から出産、死までをすべてここで経験できるからだ。
こういう人員配置は、円山動物園のいい伝統なんだと説明してくれた。
さあ、3頭の子どもたち、どうか元気に強く育ってくれよ。
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◆◇◆小さな一歩◆◇◆
ピーターラビットという絵本をご存知でしょうか?あの絵本の版権はすべてNGOナショナルトラストの活動資金となって、自然環境保護などに使われているそうです。そのピーターラビットとの世界初のコラボレーションが円山動物園で行われました。
環境を考える場としてパートナーに選ばれた円山動物園、園内にはピーターラビットのモデルとなったウサギ「ネザーランドドワーフ」もいます。
9月16〜18日に、園内でピーターラビット・ティーガーデンを臨時開催。ウサギに有機ニンジンをあげながら、家族で午後のティータイムを楽しみました。もちろんコーヒー、紅茶、ジュースまでオーガニックです。
(Webシティさっぽろ)