リーソース管理部門を考える
組織の変革を考える際に、最も保守的になるのが財政や人事といったリソース管理部門である。
サービスを生む部門よりもリソース管理部門が強いのは、典型的な官僚組織の弊害と言えるかもしれない。
リソース管理部門は、ビジョンに基づかない削減のための削減をやめなければならない。
そのとき考えて欲しいのは、「誰のために削減しているのか。」「どこまで削減すべきなのか。」「必要なものまで削減していないか。」である。
リソース管理部門のミッションは、「とにかく削減すること」ではなく、ビジョンや戦略を実現するためにリソースシフトをマネジメントすることにあるのである。
では、具体的にどのような変更を行うべきだろうか。
まず、リソース管理部門より経営企画部門を組織的にも権限上も上位におくこと。
そして、リソース管理部門が保有する権限を、できるだけ現場にエンパワーし、最低限保有すべき権限についても可能な限り基準を明確にすることである。
より具体的に言えば、査定権の包括的移譲とリソースの流動的活用の規制緩和及び査定基準の公開である。
2003.1.3