新たな管理職研修のススメ

管理職ともなると、とたんに研修機会が少なくなる。
もちろん、管理職としての自覚をもって自己研鑽に励めというのもわからないわけではないが、組織としてこれからの時代に望む管理職の能力について、もし10年前と同じ役割を期待しているとしたら問題だ。
私は少なくとも次の研修メニューを一定期間かけて単位制にして教育すべきだと考える。もちろん昇任・異動の条件として管理すべきだ。

・フラットコミュニケーション研修
・コミュニケーションプラン設計研修
・プロジェクトマネジメント研修
・ビジョン・戦略設計研修
・リーダーシップ研修

これらは上位職になればなるほど最低限必要なマナーとも言うべきスキルだが、加えて組織の掲げる経営戦略にマッチしたメニューを足しこんでいく必要があると思う。
例えば「協働型社会」が戦略にあるなら、以下のようなオプションが必要である。

・プレゼンテーション研修
・ファシリテーション研修

たしかに研修コストも馬鹿にはならない。しかし、コストは本当に必要な場面において、成果を出すためにかけるべきものである。管理職が、よく勉強している部下にこれらのことを学ぶようになると、自らがコストになる危険性があるのだ。
無論、管理職に多くの責任があるわけではない。組織が進むべき方向、ビジョンを明確に示している場合は、必ずこういった研修などの人材育成プログラムが動き出すものなのである。

2003.1.3


戻る