危機意識の浸透策
危機意識というのはなかなか浸透しないものである。
広報誌に財政状況を掲載しても、経営戦略で危機感をあおっても、まるで「狼が来たぞ!」にしか聞こえないという声を耳にする。
そこで、このようなショック療法はどうだろうか。具体的に態度で見せていかなければ、危機感とは肌で感じないものだと思う。以下に一例を紹介しよう。
・2010年財政破綻宣言を出す。
・職員給与を10%カットする。
・公用車を廃止する。
・局長室を廃止する。
・水道局と下水道局を統合し、ひとつの庁舎に入れる。
・借上げ庁舎を出る。
・公債費の繰上げ償還を行う。
・全管理職に経営戦略の出前講座をさせる。
・経営陣に外部から人材を受け入れる。
・毎月首長から経営課題についての講話をする。
・2010年の危機を乗り越えることに貢献した人材を幹部登用する。
これらも決して単発で終わってしまっては効果がない。
繰り返し何度もメッセージとして発信されることで浸透していくものだと思う。
もちろん、危機意識は戦略を実現していくための重要な下地であって、煽って組織を不安にするだけで何も具体策が無いのは論外ではあるが。
2003.1.3